第15話 初めての海外ダイビング~パラオ – 初心者ダイバーまっちゃんの体験記
ダイビング650本目まで、ずっと沖縄の離島で潜っていましたが、友人に「一緒にパラオに潜りに行かない?」と誘われ、即決「行きます!」
初めての海外ダイビング、しかも初めての海外旅行。英語も満足に話せないので、ドキドキでした。
友人にいろいろ教えてもらいながら、無事入国。英語力は・・・必要ありませんでした。
久米島や阿嘉島のショップで、ガイドさんが「とても綺麗な魚を見せてあげたい」と一生懸命探してくれていたのに、見つけられなかった魚、ニシキテグリ。ところが、ここパラオでは、エントリーしてすぐに自力で何匹も発見。
「やったあ」。噂通り綺麗な魚で嬉しくなりました。
海底には大きなシャコ貝が2個体。海が荒れたとき、現地の人々の非常食になるそうです。
翌朝のブリーフィングでショックな話が。「今日はマンタのいるポイントに行きますが、昨日ダイビング中にマンタに触った人がいたため、泳ぎながらマンタを見るのは禁止になりました」
ええ~っ!水深20mの海底で、タンクを枕にして仰向けに寝転んで、遙か上を泳ぐマンタの影を見ていました。生き物に触るなんてとんでもないですね。
パラオ行きの目的は、イレズミフエダイの産卵を見ること。
ちょうどNHKの「ダーウィンが来た」で紹介されていました。年に1度、産卵のためにどこからか集まってくるのです。
ポイントで待っていたら、次から次へと川のようにイレズミフエダイが泳いできます。その数の多さに圧倒されました。
絨毯のようなその集団の中から、その気になった雌が飛び出すと、黒っぽい婚姻色になった雄が追いかけ、放卵放精が始まります。
あちこちでペアが成立するなか、必死に追いかけても振られてしまう雄もいて、少しかわいそう。
「ダーウィンが来た」に出演していたS氏がガイドをしてくれました。
嬉しくなって「番組見ていました」と握手。
どうしよう、しばらく手を洗えな~い。
■ダイバーズ保険facebookでは、まっちゃん撮影の写真も掲載しています。
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