第8話 スーツケースの破損編

ご旅行の際に多くの方が使用しているスーツケース。
実際、スーツケースの破損でのお問い合わせが多く見受けられます。
「ダイバーズ保険」で補償されるのはどんな時?

今回のテーマは「スーツケースの破損」です。

Q1.
駅構内を移動中、スーツケースの車輪が階段にひっかかり落下。落下の衝撃で持ち手が破損。

A1.
はい。

携行品損害補償特約にて補償されます。

※詳細説明

  • 1)1品10万円限度として時価額で補償されます。
  • 2)1事故につき自己負担額3,000円。

Q2.
スーツケースを航空会社に預けて搭乗。荷物を受け取って確認すると鍵が壊れていた。航空会社からも補償してもらったけど。

A2.
いいえ。

航空会社から修理費などの補償を受けられている場合、重複してお支払いすることはできません。

※詳細説明

  • 1)航空会社から補償を受けていない場合は、補償可能です。航空会社からの証明書などがあるとお手続きがスムーズです。

Q3.
暫く使っていなかったスーツケースをクローゼットから取り出したら、キャスターが劣化してボロボロに。

A2.
いいえ。

自宅内で起きた事故で、また、劣化による損害のため補償できません。

※詳細説明

  • 1)携行品損害の補償範囲は、住宅外において被保険者が携行している被保険者の所有する身の回り品に限ります。
    そのため、自宅内での損害については補償できません。
  • 2)経年劣化、摩耗による損傷や損害原因が外力に起因しない場合は補償対象外です。

株式会社遠井保険事務所
中村美佳・責任編集 ▲