第3話 種類とその意味

非常食である限り常温保存が絶対条件になりますが、保存期間ってどれくらいなのでしょうか。

アルファ米★★★★★5年 
尾西食品
フリーズドライごはん★★★★★★★7年 
永谷園
その場deパスタ★★★★★5年 
エス・アイ・オー・ジャパン
レトルトごはん★★★★★5年 
アイリスオーヤマ
缶詰牛丼★★★3年 
吉野家

ドライ系が5年から7年のところ、缶詰食品は一律“3年”となっていますが、これは“缶”そのものの品質保持期限が3年(災害用に例外あり)であるためです。

でしたら種類も豊富で味に定評ある人気商品も多く、ローリングストックとして十分ではないでしょうか。

最近は熱風乾燥による「エアードライ」技術も登場してきましたが、まだ素材だけ商品化されたものが多く、保存期間も6か月から3年とまちまちです。

そのまま食せるようなメニューは少なく、素材をドライ化された具材として商品化されたものばかりです。

真空パックは、自作を含めて定義が一定化できず、安定した衛生面を保証できず対象外としました。

この記事では、保存期間と消費期限は作者の判断で同義語としました。

  • 賞味期限:おいしく食べられる期限
  • 消費期限:安全に食べられる期限

■消費期限と賞味期限 農林水産省HP参照
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomo_navi/featured/abc2.html

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