第8話 冷蔵庫の開閉を考える
先月は冷凍食品をテーマにしましたが、今月は“冷蔵食品”について考えてみたいと思います。
罹災直後には、なるべく日持ちしない食品から食べていくことになります。
常温で保管してあるパンや野菜果物など。
次に冷蔵庫保存ではあるものの、あまり日持ちしない肉や魚を優先して調理し食していくことになります。
調理の手間なく食せるバナナやリンゴ、魚肉ソーセージなどは、ローリングストックの優等生かもしれません。
冷蔵庫の食品で2日間(この間、冷凍庫は開けない)過ごせたら、次に冷凍庫の食品でもう2日間頑張ります。
冷凍庫でも電源停止後18~36時間で常温に低下してしまいますので、4日目には解凍された状態であると思ってください。
この為、冷蔵庫の開閉は極力数少なくしたいので、飲料水の冷蔵はあきらめて常温保存することをお勧めします。
卵も常温での保存が可能です。
この後は、缶詰やレトルト食品の出番になります。
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