第8話 マイ器材 – 初心者ダイバーまっちゃんの体験記
座間味行きの高速船に乗ったとき、「阿嘉」という島の名が気になったので、ペンション付きダイビングショップを探して申し込みました。
阿嘉の海はとても綺麗。デバスズメダイは、群れの向きが変わると光の反射によって色が変化します。
それをぼーっと眺める余裕がでてきました。
何頭もの大きなアオウミガメに出会ったときは、乙姫様気分に。
ツバメウオの名前の由来は、下から見るとツバメの姿に似ているからだそうで、海底でひっくり返って確認しました。
白いハダカハオコゼの瞳は、ダイヤモンドのようでした。
色とりどりの珊瑚も美しく、豊穣の海を堪能しました。
でも・・・絶対何かやらかす私。
準備するとき、タンクのベルトの締めが甘かったのか、海中でタンクがずり下がり、ひっぱられてジタバタ。
自分ではどうすることもできず、ガイドに直してもらいました。
ボートから豪快に飛んでエントリーしたら、レンタルのウエイトベルトのバックルが緩み、ウエイトが落下し私は急浮上。
ガイドが慌てて来てくれました。
ペンションの食事は、一流レストランかと思うほど美味しかったです。
夕食後、ガイドが話しかけてきました。
「BC(浮力調整装置)ねえ、去年のモデルなんだけど、もし身体に合ったら買わない?今ならメッシュバッグつけるよ」
ほいほいと試着すると、なんと身体にぴったり!すぐ買うことしました。
100本近く潜って、ようやくマイ器材が揃ったのです。
レンタルウェットスーツは、着脱でいつも苦労していました。
「シャワーの水をかけながらするといいよ」と教えてもらいましたが、それでも手こずります。
するとガイドが「生地が伸びるウェットスーツがあるよ。そのストレッチスーツがこれ」と。
その場で購入決定。本当にお人好しですね、私。
帰宅してから、ウエイトベルトもオンラインショップで買いました。
やはり道具は大切です。
ライセンス受講のとき購入したPADIのログノートは使い切り、自分で作ることにしました。使いにくかったのです。
ポケットサイズ6穴の用紙とミニバインダーを買い、パソコンで必要事項を印刷して完成です。 当時、自分でパソコンでログノートを作る人はいなかったようで、ずいぶん珍しがられました。
マイ器材も揃って、残るはカメラ。さてさてどうなるのでしょうか?
■ダイバーズ保険facebookでは、まっちゃん撮影の写真も掲載しています。
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