第２２話　最大の失敗～再びのシパダン – 初心者ダイバーまっちゃんの体験記

シパダンの海が忘れられず、旅行会社のホームページで「日本人対象　シパダンダイビングクルーズ」を見つけ、すぐに申し込みました。

集合は関西空港。新幹線で新大阪まで行き、特急はるかに乗り換えます。
ゆとりを持って出かけるつもりが、いつもバタバタ。

このときも時間との闘いでした。
じりじりしながら新大阪に着くのを待ち、特急はるかに乗り換えて一安心、と思いきや「次は京都～京都～」のアナウンス。反対方向です。

青ざめました。
すぐに乗務員さんに最短で関空に行く方法を尋ねましたが、「このまま京都まで乗って折り返すのが早い」との答えにまたまた青ざめました。

どうしよう、集合時刻に間に合うかどうか。
旅行会社に電話で事情を話したところ、「搭乗時刻ぎりぎりまで待ちます」との答え。

ドキドキしながら待っていましたが、とうとう時間切れ。
「もう待てないので出発します」の電話にがっくり。

どうしよう、どうしようと思いながら、空港に到着。
気を取り直して、旅行会社に電話で「追加料金払うから後を追いかけていきたい」と、伝えました。

午後のチケットが取れましたが、香港で１泊して乗り換えなければなりません。
香港のホテルは自分で予約しなければならず、空港内のPCコーナーへ。紹介されたホテルを検索し、英文のホームページ記事を飛ばしながら読んで予約完了。予約画面を印刷してやれやれ。

仲間もいない一人旅、不安いっぱいで飛行機に乗りました。

夜遅くに香港到着。
方向音痴の私ですが、看板に助けられてホテルまでたどり着き、予約完了の紙を見せて無事にチェックイン。
豪華なホテルでしたが、楽しむ余裕はありません。

翌朝、ドラゴンズエアの搭乗口が分からず、空港スタッフにチケットを見せてひたすらプリーズ。
親切に教えてくれました。

マレーシアのタワウ空港には、クルーズ船のスタッフが車で迎えに来てくれていました。ほっとしました。

船に乗ると、ツアーメンバーが「いらっしゃい」と迎えてくれました。恥ずかしかったけど嬉しかったです。

シパダンの海は、前回同様素晴らしかったです。トラフザメを見つけて感動。

でも、街の海鮮市場でぶつ切りで売られているのを見て軽いショック。現地では食べるのですね。

クルーズ基本料金＋シングルユース代＋新しい飛行機のチケット代＋ホテル代＋空港までの送迎料金。
豪華ヨーロッパ旅行ができるほどの金額を払いましたが、大満足のクルーズでした。

■ダイバーズ保険facebookでは、まっちゃん撮影の写真も掲載しています。
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